「長生きしたけりゃパンは食べるな」を読んでみた

胃腸がこわばっていました。こんばんは、ゆきじです。
昨日は身体の声に従って朝昼抜き、晩は煮あずきとかぼちゃにしてお風呂に入って早めに寝たら少し良くなりました。今日はカイロをお腹と背中に貼って、冷え防止。昼と夜はおかゆにしました。そのおかげか、だいぶん胃腸がゆるんできた気がしています。仰向けになって押したときの感じが全然違う。柔らかくなってる。寒さも本格化してきたので、積極的にいろんなところをあたためていこうと思います。

さて今日はこちらの本。
長生きしたけりゃパンは食べるな
著書:フォーブス弥生

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ジョコビッチと同じ、グルテンフリー推奨本です。
この本のなにが良いかと言えば、著者が日本人。ジョコビッチ本はレシピ集にでてくる食材が日本向けじゃなかったので、いまいち使いづらかったんですよね。この方は旦那さんがグルテン不耐症のアメリカ人で、自分はパンやパスタが大好きだったけれど、旦那さんに合わせてグルテンフリーの食事をしているうちに調子の良いことに気づき、こうして本を書くに至っておられます。

ですので、グルテンフリーの代替案がやっぱり和食なんですよね。
身体に害となるグルテンの作用をしっかりわかりやすく説明してあり、グルテンフリーの食事として純和食(ご飯+味噌汁中心のご飯)を提唱しておられます。

「今日からパンを食べるのをやめてください」―そう言われたら、あなたはどう思いますか?

困惑したり、聞く耳を持たなかったり、嘆いたりする方もおられるでしょう。

「でも、あなたの普段感じているモヤモヤとした体調不良や病気が、パンをやめるだけで消えるとしたらどうですか?パンを抜くと考えると大変に感じますが。食事に対する考え方を少し変えるだけで簡単にできますよ。その方法を、これからお教えします」本書は、こうした導入から入ります。入り方がとても優しい。なんだか自分にもできそうって思わせてくれます。

さて、ではどのような症状にグルテンフリーは効果的なのでしょうか。
以下の項の一つでも当てはまれば、グルテンフリーを試してみる価値があると本書には書かれています。

*慢性的なストレス、疲れ、頭痛
*不眠症
*下痢、便秘、腹痛、膨満感(消化器疾患)
*吐き気、嘔吐
*肌荒れ、シミ、くすみ、にきび(皮膚疾患)
*生理痛、不妊症、月経前症候群(婦人科疾患)
*認知症、アルツハイマー病、統合失調症(神経障害)
*ADHD、自閉症

本書で述べられているグルテンの問題点は大きく3つ。
・血糖値を乱高下させる。インスリンの反応低下をまねき、肥満につながる。さらには糖尿病、アルツハイマーのリスクも増加
・食欲を増進させ、麻薬のように依存性がある→肥満へ
・腸を傷つけるので全身に異物が運ばれてしまい、身体のいたるところで炎症を起こす。炎症が起きると大量に生じる活性酸素は、がんや糖尿病など生活習慣病や認知症、老化の要因になる


では実際どのように小麦を断つのかと言えば、「とりあえず2週間と期限を決めてやってみる」んですね。その間は一切小麦を摂らない。そのときの体調の変化をみて、グルテンフリーが自分に合っているのかを考えます。この方法は非常に安価で簡単にできます。2週間は純和食にすればいいので、お高いスムージーキットを買ったりだとかの出費もいらず、小麦を抜くだけ。めちゃラクショーです。
2週間後に体調の変化が感じられず、あっていないようだったらグルテンフリーをやらなくてもいい、グルテンフリーだけが健康の礎ではない、著者はそう書いています。しかし、もし2週間後に変化を体感したならば、グルテンフリーはあなたの人生を大きく変えるチャンスになるかもしれません。そのことを確かめるために、長い人生のなかのたった14日だけ、小麦を抜いてみることをオススメしているのです。

実践のコツは、「引き算」です。「何を食べるか」ではなく「何を食べないか」を考えていけば、自然と食べるものが決まってきます。グルテンは明らかに小麦製品とわかるもの以外にも、食品添加物として加工食品(ハンバーグ、ハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ、かにかま、マヨネーズ、ケチャップ、ウスターソース、カレーなどのルー、ドレッシング、プロセスチーズ、シリアルやグラノーラ、揚げ物、ケーキ、クッキー、スナック菓子、ビール、ウイスキーなど)に含まれていますので、これらのものを避けていきます。もし余裕があるならば、本書で紹介されている「誰が作ったのかわからないものは食べない」という判断基準も良いと思います。

主食はお米と味噌汁にして、焼き魚、納豆、焼き魚。
その他にも唐揚げ→竜田揚げにしたり、焼き鳥はたれ→塩にしたり、カレールー→本格的なインドカレー(本場のインドカレーは小麦粉を使っていない)にしたりなど、様々な逃げ道も書いてあります。
グルテンフリーパスタの「ゼンパスタ(乾燥しらたきでつくられたパスタ)」や、おやつとしてタロイモからつくられる「タロチップス」米粉100%のラーメンの麺やパンなども紹介してあり、様々なものを食べることで食を充実させたいと考える方にも楽しく実践できるアドバイスが多く書かれています。

とりあえず、やってみてから考える。
グルテンフリーへの一歩は、それが良いみたいです。



本書を読んで、健康ってなんなのでしょう、と思いました。

WHOでは健康という言葉の定義を、「肉体的、精神的、社会的にすべてが満たされた状態であること」としています。お腹の調子が悪かったり、頭痛持ちだったり、ちょっとした体調不良はあるけれど、生きていくのに支障のない姿かたちをしていて、笑え、仕事ができる状態は、果たして健康なのでしょうか。

「みんな何らかの不調を抱えている。そのくらいのことで騒ぐな」とおっしゃる方もおられるかもしれません。けれど、「健康」には上がある。小麦を抜くだけでこころも身体ももっと健康になれるんだ。―そう著者が言っているように、自分の今の状態は本当に最高次元の健康であるのか?となんとなく疑問を持たれる方にオススメの一冊です。


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