皮脳同根と煮小豆レシピ

皮脳同根って言葉、ご存知でしょうか。こんばんは、ゆきじです。
発生学において、卵子と精子がフュージョンすると細胞分裂して人間のかたちになっていくのですが、その最初の段階で外肺葉、中胚葉、内胚葉に分かれます。この外肺葉から脳、神経、皮膚などができていくのですが、皮と脳が同じルーツを持つので「皮脳同根」と言う言葉があります。つまり皮膚への刺激は脳への刺激であり、同時に脳の状態は皮膚に反映されるのです。

ちなみに皮膚は第三の脳とも呼ばれ、外界と自分を隔つためにいろいろな感覚を受容するセンサーの働きをする外膜なのです。皮膚がないとみんな生命のスープになっちゃうことはみなさんエヴァンゲリオンで学んだとおりですね。自分と世界の境界を保つ皮膚。

t02200127_0400023011552857890.jpg

この皮膚センサーを活性化させることで、脳の働きまで良くなった(ように感じる)例があります。
わたしにはわたしのことを忘れかけているおばあちゃんがいます。施設に入っているのですが、こないだ会いに行って「ゆきじです」と言うと「あらあ、そんな子、おったねえ」と言われました。ずっと目の前にいても、3分に一回くらい自己紹介をします。「えっ、ゆきじちゃん!大きくなったねえ」と驚かれることもあります。
でもね、手を握って、なんだかこわばっている手をわたしの手で温めてマッサージすると、「ゆきじちゃん、ありがとう…」と言ってくれました。この時は10分くらい自己紹介しなくてもわかってくれて、それはたまたまかもしれないけれど、皮膚のこわばりが解けることで脳がうまく世界を、わたしを認識できたのではないかなと思ったのです。

映画キューティブロンドでも、プロポーズ待ちだった主人公が彼氏にフラれたあとに友人が元気付けにくるシーンで、「死にたくなった時でも必ず気分のあがる方法は、ネイルとトリートメントだったでしょう!いますぐ行くわよ!」とみんなで美容室に行くんです。爪も髪も肌ではないけど外肺葉由来だし、ネイルするときは(多分)手のマッサージからされると思うし、トリートメントされるときは地肌に触れるので、これももしかして皮脳同根をあらわすシーンなのでは…ということに気づきました。発見があると面白いですよね。職業柄ネイルってしたことないのですが、今度行ってみようかな。皮脳同根を確かめるために。

なぜ急にそんな話をしたかと言うと、骨格診断をしていただいた先生のブログに皮脳同根の話が出てたんです。そのブログでは中胚葉から骨、筋肉ができるので、筋肉のつき方を見ることで骨格診断ができることにも触れられており、なるほどなあ~と思いました。いろんな場面でいろんな知識を応用できるようになっていきたいですね。

さて、前置きが長くなりましたが今日は煮小豆レシピです。
IMG_0675.JPG

【作り方】
・煮小豆
①小豆は4倍の水で一晩ふやかす(この工程はなくても良いです)
②火にかけて沸騰したら水を捨てて、もう一度たっぷりの水で火にかける。2回繰り返す
③3回目は沸騰しても水を捨てずそのまま煮ていく
④一晩漬けた豆はそのうち柔らかくなってくるので、ちょうどいい柔らかさになったらきび砂糖(黒砂糖でもOK)と蜂蜜をと一つまみの塩を入れて煮る

豆は砂糖を入れると固く引き締まる性質があるので、豆がある程度柔らかくなってから砂糖を入れていきます。④の工程で1時間程度煮るとより柔らかくなり、ぜんざいなどに使えるくらいの舌触りになります。今回はおかず前提だったのでそこまでは煮ませんでしたが、自分で豆から炊くぜんざいは絶品ですので、ぜひこちら小豆もいろいろ応用していただきたいと思います。

ちなみにおかず用に炊いた小豆はいとこ煮(かぼちゃと小豆の煮物)にしたり、ご飯に入れて炊いたり、ポテトサラダに入れることもできますので、少し多めに作っておいて七変化させてあげてください!ほくほくほんのり甘くて、最高ですよ。

・牛肉の生姜味噌炒め
①生姜をすりおろして酒、はちみつで煮て、火を止めてから味噌をあえる
②牛の切り落としと①を炒めて白ごまをふる

フォロワーさんが生姜味噌にネギをいれてらしてて、美味しそう!と思いました。白ごまを味噌のほうに入れてもらっても良いと思います。おにぎりのおかず味噌にもなりますし、日持ちもするのでこちらも多めに作っておいて、七変化させていただきたい一品です。可能性は∞!


最後に、皮脳同根についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ。皮膚が第三の脳と呼ばれる所以も詳しく書いてあります。皮膚が意識にどうかかわっているか、歴史的にかかわってきたか(神の存在と自己認識)、芸術の分野での皮膚感覚の表現などにも触れられているので、勉強目的でなくとも、ただの読み物としても面白いです。ちなみに第二の脳は腸。第四の脳はエナメル質(外肺葉由来)。

…第四の脳だけわたしの作り話ですので信じないでください。

【驚きの皮膚/傳田光洋】



この記事へのコメント