バランスの良い食事のための基準【千坂式因果法】

こんばんは、ゆきじです。秋も深まり、だんだんと寒くなってきましたね。
今日はご飯を作る上で欠かせない【基準】についてお話させていただきます。

みなさんも「バランスの良い食事」が大切だと思っておられることでしょう。
中学校や高校の授業でも、「バランスの良い食事が大事です」と言われますし、企業検診や健康診断でも言われたことのある人は多いのではないでしょうか。
しかし、具体的に「バランスの取れた食事」ってどういう食事のことを指すのでしょうか?

・主食、主菜、副菜をとること?
・一汁三菜?
・いろんな色の野菜を食べること?
・農林水産省が推奨する「食事バランスガイド(http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/)」に沿うこと?

わたしは、これらすべてが間違っていないと思っています。何かに偏っていないきちんとした基本となる軸さえ持っていれば、あとはその軸に沿っていれば問題ないと考えます。
さまざまな基準がある中で、わたしが軸としているものをご紹介致します。
それが【千坂式食事法(千坂式因果法)】です。


【千坂式食事法(千坂式因果法)】とは?
千坂論紀夫氏が提唱する食事法です。
食物を以下の4つのタイプに分類し、この中でバランスを取っていくという考え方です。

表の左上 ①陰性+酸性
表の左下 ②陽性+酸性
表の右上 ③陰性+アルカリ性
表の右下 ④陽性+アルカリ性

陰性は身体を冷やし、陽性は身体を温めます。
酸性は血液を汚し、アルカリ性は血液を綺麗にします。
表を御覧ください。
千坂イラスト.png

(この表、フリー素材で作りました。可愛く出来たのでお気に入りです)

もっと詳しく書いてあるPDFはこちら→千坂式因果法.pdf
このPDFの表は医院でもお配りしているものです。ちなみに、わたしは自宅の冷蔵庫に貼っています。

食品を陰陽に分けることは、千坂式因果法の他にもマクロビオティックや中医学で見られ珍しいものではありませんが、こちらの表はわかりやすいこと、日本人向けの食品が多く含まれていることなどから、患者さまへの説明資料として使わせていただいております。

また、詳しく書いてあるPDFの表はブロックごとに、摂りすぎる(原因)と身体に現れる様々な現象(結果)も一緒に記載されています。
例えば左上の陰性の酸性食品を摂りすぎると、血液が汚れ、胃腸機能低下や腎臓機能低下、アレルギーやアトピーなど起こしやすくなります。逆に陽性のアルカリ性食品を摂取すると、体温が上がり、新陳代謝が活性化され浄血されます。

この表の見方がご理解いただけましたでしょうか。
それでは、実際この基準をどう使っていくかについてお話していきますね。これも簡単です。

この表は、対角線で打ち消し合います。
ですので、①左上の酸性の陰性食品は④右下の陽性のアルカリ性食品の摂取で中和されます。
②右上の陽性の酸性食品は③左下の酸性のアルカリ性食品を摂ることで中和されます。
千坂イラスト対角線.png

体内の血液のphは弱アルカリ性(ph7.35~7.45)です。
これが酸性に崩れても強アルカリ性に崩れても良くないので、だいたい中和していくようにレシピを考えます。打ち消しあわせて、だいたい中和、中庸を目指していくようにします。

千坂イラスト中庸.png

特に昔ながらの日本食は、この理論を知ってか知らずか、中庸に持っていけるものが多いです。

【例①】豚肉の生姜焼き
酸性で陽性食品の豚肉を、陰性でアルカリ食品の生姜と一緒に調理することで中庸にしています。
酸性アルカリ性
陰性 生姜
陽性豚肉

献立にするなら、豚肉の生姜焼きに小松菜のおひたし、ご飯(白米)、大根とわかめの味噌汁をつけたいですね。するとこんな感じになります。
酸性アルカリ性
陰性白米
生姜
小松菜
わかめ
陽性豚肉
大根
天然醤油
天然味噌
主食、主菜、副菜のそれぞれの量も加味して、なんとなくバランスが取れているのがおわかりでしょうか。


【例②】すきやき
鍋物はいろいろな食材が入れられますので、中庸にしやすく調理もお手軽で、これからの季節におすすめです。
酸性アルカリ性
陰性
締めのうどん
ネギ
こんにゃく
豆腐
キノコ類
陽性牛肉、卵
白菜
人参
天然醤油
この表を意識しながら、鍋になにを入れるかを考えて行きたいですね。


このようにして、だいたい中庸(理想的には弱アルカリ性)を目指していくことを考え、レシピを作っています。

特に現代人は酸性食品の摂取が多くなっています。例えば、砂糖、甘いお菓子、インスタントコーヒー、牛乳、アルコールなど…患者さまに聞いても、酸性の陰性食品をたくさん摂っておられる方が多いです。
しかし、こういった酸性食品の摂取が多いと身体が無理に血液を弱アルカリ性に保とうとし、その結果体内のビタミンや酵素などが消費され本来必要な組織に行き渡らなくなってしまい、さまざまな症状が現れてくるのです。

千坂式因果法は本もございますので、興味のある方はぜひ読まれてみてください。

 

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