シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

メリクリ~!こんばんは、ゆきじです。
今日は久しぶりに、日常生活の中でお菓子を食べてしまいました。甘いおかきです。
甘いものを食べれば満足するかなと思いきや、逆にどんどんお腹がすいてくるんですね。びっくり。
あとダラダラとどうでもいいニュースを見たりしてしまったり…ひとつつまづいてしまうと、他の事象に対する意志力も弱くなってしまうような気がしています。また仕切り直しですね!

というわけで、今日はこちらの「意志力さえも食事で変わる」ことについて書かれている本を紹介します。

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」
著書:デイヴ・アスプリー

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一言で言えば、今まで紹介したどの本より「ライフハック」に傾いています。健康というか、ライフハック。自分のパフォーマンスを最大に上げるための食事基準が紹介してあります。

ジョコビッチが書いていたテーマももちろんそうではあるのですが、こちらの本はなんというかもっと、バイオハッカーのバイオハッカーによるバイオハッカーのための視点、「どうすればこの身体を思い通りにできるのか?」という観点から書かれているんですね。思い通りにしていただいて結構ですし、思い通りにならない身体というのはそれはそれで問題なのですが、ライフハック系の本の問題点は「この世の理」まで思い通りにしようとしてしまいがちなところです。理というと大げさですが、この世にどうしようもないことってあると思うんですね。朝に日が昇って夜に沈む、それと共に朝起きて夜は寝る、みたいな。そういう宇宙的な規則に従って人間は生きているのですが、最大を求める傍らでその理が無視されることがあります。

とは言っても、この本はマジでマニアックな著者自身のバイオハックから得られたトライ&エラーをもとにフィードバックされた「完全無欠の」食事が紹介されていますので、参考にできる部分もあります。
そのマニアックさはすさまじい。著者はオフィスに脳電図監視装置を設置し、心拍数変化というバイオフィードバック技法を用いる資格まで取って、自分の神経系ストレス応答を制御する方法を学んでおり、自分の脳のパフォーマンスをどの食品が高め、どの食品が台無しにするかを特定したそうです。

著書の食に関する主張は主に3つ。
①朝ごはんはバターコーヒーのみで、半日断食をする
②良質な脂肪を、一日の総摂取カロリーの50~70%にする
③パフォーマンスを上げ理想の人生を歩むためには、ほどほどではなく「完全に」食事を変えることが必要

バターコーヒーで半日断食、わたしもこの本を読んだ直後2週間ほどやってみたんですよ。
特に体重の変化もなく体調も悪くなかったのですが、2週間目の朝にバターコーヒーを見て「これ飲むのしんどいな…」と思ってしまって、そこからやめました。なかなか美味しかったんですけど、夏にコーヒー断ちしてからコーヒーに過敏になっていたのもあり、毎日飲むのがしんどかったんです。

いずれ紹介したいなと思っている、ワイル博士の「ナチュラル・メディスン」という本には「片頭痛、尿意急迫、不眠、不安、血清コレステロールの高い人、胃腸疾患、月経前症候群、緊張性頭痛の症状がある人はコーヒーを飲んではならない」と書いてあります。これを夏に読んで、それまで毎日飲んでいたコーヒーをやめてみたらあら不思議、片頭痛、尿意急迫、月経前症候群がほぼなくなりました。
その足でまたバターコーヒーとやらを急にはじめたので、身体がカフェインに慣れなかったのだと思います。わたしはコーヒー常飲をやめて体調がよくなったクチなので、できれば常飲はやめることをおすすめしたいのですが、コーヒーをやめられない方で半日断食されたい方にはこのバターコーヒーを紹介しています。

あとは、「良質な脂肪をたくさん摂ること」についてですが、これに関してはわたしは懐疑的です。
でも欧米人には良いかもしれないなって思うんですよ。なぜなら、欧米人は歴史的に見ても主食を炭水化物に頼っていないので。向こうの食事の基本は肉、乳製品、野菜に少しのパンなんですね。日本で食べに行くイタリアンとかフレンチとかイメージしてもらえればわかるかと思います。パンがドーン!と出てくることってないですよね。対して、日本人の主食はまごうことなき米です。

欧米人と日本人の主食の違い、それは気候風土の違いであり、その風土のなかでの農業があり、そこで生まれた食生活があります。その食生活の中で培われてきた構造や細菌がその民族に引き継がれています。海苔を消化できるのは日本人だけだというのも、長年の気候風土に即した食事内容に適応した細菌がその民族に受け継がれてきたからなんですね。
ですので、もともとそういう食事をしてきた欧米人が良い脂肪にこだわって摂取するぶんには良いのかも、と思うのですが、日本人がこれをそのまま鵜呑みにして真似して良いのか?とも思うのです。
特にわたしは「脂質と糖質の摂りすぎで様々な病気が引き起こされている説」に賛同している派ですので、これを完全におすすめすることはなさそうです。

なんだか否定的な意見ばかり述べてしまいましたが、この本で参考にできるのは食品の選び方です。
完全無欠にこだわっていることもあり、グラスフェッドの無塩バターや放牧豚肉など、さまざまなこだわり食材を教えてくれます。あとカビに対して敏感になれます。著者はカビ毒を食品の中から最大限排除することを大切にしているので、カビ毒が混入している可能性が高い食品を避けられるようになります。トウモロコシで出来たパスタならグルテンフリーだからいいかなって思っていたのですが、トウモロコシはカビ毒を最も含みやすいと知り、悲しくなりました。食べられるものなくなるんじゃないか?
本に紹介されているものはこの辺のスーパーでは売ってないものも多いですが、こだわるという点において知っていて損はない内容かと思います。
また、グルテンフリーや減塩の罠、食品アレルギー検査についても言及されており、この辺はいままで紹介させていただいている本と同じ内容ですので、こちらの本でとっかかりを作っても良いと思います。

以上、おすすめできたのかできてないのか微妙な感じの書き口になってしまいましたが、ライフハッカーの考え方を知る上でも読んで悪いことはないと思っています。
「スタンフォードの自分を変える教科書(著者:ケリー・マクゴニガル)」という本にも、「意志力は食べ物で変わる」と書かれている項があります。食べ物で意志力が作れるのは、研究でも明らかになっているんですよね。

意志力を高め、良い選択をし続ける先に理想の人生がある。これは真理かもしれません。
そのための方法にはいろいろあり、様々なアプローチの仕方がこうやって紹介されていますが、このブログを読んでいただいている方にはぜひ「粗食」に立ちかえってみることを提案させていただきます。

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